

ラワン・ラドワン
ジェッダ:サウジアラビアは、1か月におよぶ封鎖と予防措置の厳格な遵守の結果、木曜日に確認されたCOVID-19の新規感染者はわずか421人にとどまった。
COVID-19のパンデミックが始まって以来、サウジアラビアでは述べ338,132人が感染し、そのうち9,391人が現在もアクティブで、879人の患者が救命救急室に入っている。木曜日には25人の新たな死亡が発表され、サウジアラビアでのCOVID関連の死者の総数は4,972人となった。
また、木曜日には561人がの新たに回復し、これまでに回復した人は延べ323,769人に増え、回復率は95%となった。木曜日に回復した人の数が最も多かったのはマディーナの102人で、ヤンブーが71人、マッカが64人だった。
サウジアラビアでの1日当たりの新規感染者数は、8月28日以降急速に減少している一方で、サウジアラビア保健大臣のタウフィーク・アル・ラビア博士は、木曜日、今後も警戒を怠らず、政府のガイドラインに従うよう人々に促した。
「新型コロナウイルスに感染する人の数は減少していますが、いつ急増してもおかしくありません」と彼は言う。「すべての人が社会的距離を含めた予防措置を遵守することが重要です。」
同氏はさらに、 保健省は最新のワクチン開発を注意深く見守っていると述べ、政府はワクチンをできるだけ早く一般の手に入るようにすることを望んでいるが、そうしたワクチンはまず安全であることが証明されなければならないと強調した。
保健省は8月9日、CanSinoワクチンの第3段階の臨床試験を実施するための行動計画の策定に取りかかっていると発表した。これには、リヤド、ダンマーム、マッカを含む多くの都市で5,000人近くの志願者が対象となる。
この試験は、COVID-19と闘うために保健省が実施している研究の続きであり、サウジアラビア内の7つの病院で世界保健機関と協力して最近実施された多施設臨床研究が含まれる。
サウジアラビアは、王国中のさまざまな保健センターでのポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査を通じてウイルスの早期発見に努めている。木曜日の発表までの24時間で新たに48,341件のPCR検査が実施され、これまでに実施された検査の総数は687万件に達している。