
アラブニュース
リヤド: アラブ連合軍司令部は、10月11日未明にイエメンのフーシ「テロリスト」によりサウジアラビア南部の都市ナジュラーンに向けて発射された爆発物搭載ドローンを撃墜したと発表した。
連合軍の報道官を務めるトゥルキ・アル=マリキ大佐は、ドローンはナジュラーンの民間施設と民間人を標的にしていたと発表した。
「テロリストであるフーシ民兵は、組織的かつ意図的にドローンを発射し、ナジュラーンの民間施設と民間人を標的としている」と、アル=マリキ大佐はサウジ通信社(SPA)が発表した声明の中で述べた。
11日のドローン攻撃の前日にもドローン攻撃があったが、こちらも11日と同様にサウジ空軍によって迎撃されている。
イランが支援するフーシ民兵は、ソマリアにある基地を通じてイエメンのフーシ民兵に武器の供給を続けているとして非難されていた。
イエメンでは、イエメンの合法政府を支持するアラブ連合軍と米海軍によって海上封鎖が実施されているにもかかわらず、武器の不正取引が続いている。
先月捕らえられた武器密輸団により、フーシスがイエメンの貧しさにつけこみ、漁師たちを武器密輸者として採用していることが明らかとなった。また、同密輸団によると、フーシスはイエメンからオマーンへの「人道的」飛行を装い、軍事訓練のために戦闘員をイランに送り込んでいるという。