
アラブニュース
王国の国境を警備した勇敢なラクダに乗った隊員組織、ハジャナは、現代サウジ国家建国への道を開くために役立った。
この話はほぼ90年前に遡り、1933年にアブドゥル・アズィーズ国王の治世中に、ハジャナ国境警備隊は結成された。
王国の建国者がアハサーを取り戻した後、陸上・海上の警備隊にこの地域の国境地帯の警備の強化実施を命じた。
ラクダ乗った隊員が警備隊を主導していたので、その当時ハジャナとして知られる軍事部門が結成された。ハジャナというこの名前は、警備隊の移動手段、つまりラクダから由来している。
90年後の現在、キャメルクラブはこの集団の際立った文化的遺産を記念するために、ロイヤルハジャナを創設した。
4月の創設以来、ロイヤルハジャナはサルマン国王とムハンマド・ビン・サルマ王太子の来賓を招いた歓迎式典や、国王と王太子が主催する国家的行事に参加する準備をしている。
またロイヤルハジャナはサウジの遺産展ショーに出演したり、地域と世界のラクダ祭りで、王国を表現したりもする予定だ。
ハジャナ警備隊員は、『hejin(ラクダ)』から自分たちの名前を取った後、国内全域で有名なった。隊員たちはルブアルハリ砂漠の南部から、ネフド砂漠の北部までの間に住む王国の住人たちを守っていた。
建国の王の優先事項の1つは、警備を行い、国境を守ることだったので、国境警備隊は最初に創設された軍事部門の1つだった。
沿岸警備隊の予算にも、ハジャナ警備司令官として知られるハジャナ警備隊員たちへ割り当てる額が含まれていた。職員たちの任務が、フロンティア・コープスの任務を1部兼ねていたからだ。
最近になるまで、ハジャナの警備隊員たちは南部地域で活動を続けていた。しかし、ハジャナの記憶は、王国の国境警備隊員たちの心の中で鮮明に残っている。