
リヤド:イエメンにおけるサウジ地雷除去プロジェクト(Masam)は、11月の第2週に36個の対人地雷、198個の対戦車地雷、1,155個の不発弾、2個の爆発物、合計で1,391個の地雷を撤去した。
プロジェクト開始以来、合計197,982個の地雷が掘り出されている。紛争中のイエメンでは、イランの支援するフーシ派民兵によって110万個以上の地雷が設置され、数百人の民間人の命を奪っている。
Masamは、イエメンにある地雷を撤去して民間人を守り、緊急の人道物資が安全に届けられるようにすることを目指している。
これは、地元の地雷除去技術者を訓練し、彼らに最新の機器を用意し、また地雷の被害者の支援も行っている。
このプロジェクトは、サウジアラビアの幹部要員と国際的な専門家が、イエメンのマリブ、アデン、サナア、タイズを中心とした地域にあるフーシ派民兵が設置した地雷を撤去するために実施しているものである。
サウジアラビアの人道支援組織であるKSReliefは6月、3,000万ドルの費用をかけてMasamの契約を1年間延長した。このプロジェクトには32の地雷除去チームが参加している。Masamチームが回収した地雷のほとんどは地元で作られたものだが、中にはイランで作られたものもある。
フーシ派は対車両地雷を開発し、それを対人地雷に変えて民間人を恐怖に陥れている。
地元や国際的な人権団体によると、過去5年間で数百人のイエメンの民間人が殺害されているという。
SPA