
アラブニュース
リヤド:イランが支援するイエメンのフーシ派武装勢力がサウジアラビアに向けて爆発物を積んだドローンを発射したが、アラブ連合軍はこれを破壊したとサウジアラビア国営テレビが金曜日に報じた。
連合軍は、フーシ派が国際法に大きく違反している弾道ミサイルと武装したドローンを使い、サウジラビアを狙い続けていると述べた。
一方、イエメンの西海岸に展開する合同軍は、フーシ派がフダイダ県の4つの別々の地域で発射した8機の偵察機を発見したと述べた。フーシ派は国連の休戦協定を繰り返し違反しており、今回の行為もその一つだ。
軍の情報筋によるとヘイズ地区の上空で3機、トゥハイタ地区で2機、アトトゥハイタのアル・ジャバリアとアル・ファザ地域で3機が発見されたという。
木曜日には、合同軍も12時間以内に、フーシ派による94件の国連休戦協定違反と、5機の偵察機がフダイダの南のトゥハイタを飛行しているのを発見した。
フーシ派は最近、爆発物と偵察ドローンの使用を増やしている。これについて、国連の専門家委員会は以前、これらは外部からの部品で組み立てられており、それがイエメンに送られたと述べた。
2015年以降、イエメンは武器輸出の禁止が課せられている。この監視を担当する国連の専門家の報告によると、フーシ派は2019年に新しい武器を手に入れており、その一部はイランで生産されたものと類似する特徴があるという。
安全保障理事会に送られたこの報告書は「これまでに所有していた既知の兵器システムに加えて、(フーシ派は)現在、新型のデルタドローンと地上発射型巡航ミサイルを使用している」と述べている。