
アラブニュース
リヤド:マイク・ポンペオ米国務長官が11月22日(日)、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子との会談のためにサウジアラビアに到着した。
今週初め、米国務長官がトルコ、イスラエル、アラブ首長国連邦(UAE)を含む中東諸国歴訪を開始し、ドーハではアフガニスタン政府とタリバン間の和平交渉に出席した。サウジアラビアは現在2日間の第15回G20サミットをリヤドで主催している。これは初のオンラインによる開催で、サルマン国王が議長を務める。
ジョー・バイデン次期大統領への政権交代に先立って、今回の歴訪は国務長官としておそらく彼の最後の機会となると思われるが、その議題の最優先事項としてイランへの圧力保持が ある。
「我々の政策に変わりはない。我々の義務にも変わりはない。私の任務にも変わりはない」とポンペオ氏は言った。「私には今なお一つの義務がある。それはいかなる時もアメリカ国民を保護し、彼らを我々の任務の最優先とすることであり、我々はそれを実行する。最後の最後までそれを行っていく」
ポンペオ氏によると、トランプ大統領の中東戦略は「中東内の中心的脅威」としてイランに焦点を当てており、イラク、レバノン、およびシリアで武装軍団を支援するイランの力を抑え込む最大限の圧力運動を維持してきた。
そして「我々の時代が終了するまでは、それが米国の政策となる」と述べた。
Thanks to Crown Prince @MohamedbinZayed for his hospitality. With the Abraham Accords, the U.S.-UAE Strategic Dialogue, and the upcoming opportunity to showcase American innovation at the @expo2020dubai, our journey to advance peace and prosperity will continue to succeed. pic.twitter.com/ONwOevak9Z
— Secretary Pompeo (@SecPompeo) November 21, 2020
ポンペオ国務長官はUAE からサウジアラビアへ移動し、そこでムハンマド・ビン・ザイード皇太子と会談、イスラエルとの国交正常化に関する首長国の決定について話し合った。
さらに安保上の協力体制、ならびに中東におけるイランの悪影響や中国の悪影響の抑止についても話をした」と米国務省は 語った。
AP