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サウジアラビア王太子、毎年2回のG20臨時首脳会議開催を提案

サウジアラビアはG20加盟国と一緒に、21世紀の課題に取り組み、世界の要求に応え続ける、とムハンマド・ビン・サルマーン王太子が述べる。(SPA)
サウジアラビアはG20加盟国と一緒に、21世紀の課題に取り組み、世界の要求に応え続ける、とムハンマド・ビン・サルマーン王太子が述べる。(SPA)
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23 Nov 2020 08:11:12 GMT9
23 Nov 2020 08:11:12 GMT9
  • サウジアラビアが議長国を務めているG20は、COVID-19の危機に立ち向かうために、今年の3月にG20臨時サミットを開催した
  • サウジアラビアはその後、2020年の11月21日から22日に、ヴァーチャル形式でG20首脳会議を主催した

ルジャイン・ベン・ガセム

リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン王太子は、いずれグループ・オブ・トェンティー(G20)の組織は、その年の半ばにヴァーチャル形式のサミット、年末に対面形式で参加するサミットと、2回の年次サミットを開催すべきだと提言した。

この王国のG20議長国として、閉会の辞を述べる数分前、王太子は次のように述べた。「このような困難な時期にもかかわらず、多くの会合に積極的にご参加いただき、今年のプログラムが成功裡に終えられたことを、加盟国の全ての大臣や政府関係者の方々に感謝いたします」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、空前絶後の世界的な脅威となっているので、王国が議長国を務める期間に、2回のサミットを開催することになった。こんなことは、1999年の同グループ設立以来、以前にどの国が議長国を務めた場合でも行われたことはなく、異例のことだった。

今年3月のG20臨時サミットを開催したサウジの成功体験と、リヤドサミットの成功に基づいて、むしろ、いずれは、2回の年次サミット開催を提案する、と王太子は述べた。

「いかなる課題にも対処できる政策やイニシアティブを提案し、人々に良好な経済と幸福をもたらすために、共同の国際連携を支え、G20の役割を強化する目的で、私たちはイタリアが、このアイデアを具体化されることを望みます」と、王太子は述べた。

COVID-19のパンデミックのために、全世界にとって、今年は異例の年なので、サウジアラビアは11月21日と22日の2日間、ヴァーチャル形式でG20首脳会議を主催する恩恵を与えられた。

サルマーン国王が閉会の辞を述べ、イタリアに議長国の引き継ぎが行われた後、ムハンマド王太子はG20の設立以来の業績を強調して、このサミットを閉会した。

「(G20は)私たちの国々と極めて重要なつながりを持っています。長年にわたって、経済的・財政的・社会的・環境的な問題に対処するために、G20はその役割が持つ活力を実証してきました」と、王太子は述べた。

王太子はCOVID-19の大流行と、その公衆衛生、経済、社会への影響の観点から、連携の重要性を強調した。

「私たちは一緒に、こうした課題に真剣に取り組んできました。そして、こうした取り組みは、人命を守り、生活を守り、このパンデミックの後に続く被害を緩和し、願わくば、そのようなことがないように祈りますが、今後のいかなる危機にも対応するという責任を果たすためには、必要とされているのです」と、王太子は付け加えた。

サウジアラビアが議長国を務めたG20は、COVID-19のパンデミックに立ち向かうために、一致協力するように同国が主導してきた。このサミットは、人々に権限を与え、地球を守り、新たな領域を創造し、専門的な交流に取り組むために、「万人のために21世紀の機会を実現する」というスローガンを採用した点で、例外的なものとなった。

「私たちは今、G20議長国の恩恵と責任を頂いて、例外的な年の終わりにここに立っています」と、王太子は述べた。「今年、G20は私たちが一緒に取り組んで実行する優先事項を採択しました。そのうちの最優先事項は、このパンデミックの経済的・社会的影響と公衆衛生に取り組むことです」

G20は「連携することで、私たちの強みは、私たちの結束にある」ということを実証した、と王太子は述べた。これはまさしく、G20が結成された目的であり、あらゆる大陸にある国々が一緒になって、その時代の最大の課題に共同で取り組み、共有した効果的な解決策を実行することが目的だ。

「今後のパンデミックに対するより優れた防御策の重要性を、私たちはひしひしと感じています。そして、この危機から、私たちは教訓を導き出さなければなりません。これを確実に行うために、サウジG20議長国はパンデミックツールへのアクセスを強化するイニシアティブを提案します」

このイニシアティブは、3つの目標を達成する仕組みになっている。1つ目は、あらゆる感染症の診断用ツール、治療法、ワクチンの研究・開発・流通を促進することだ。2つ目は、世界的なパンデミックに備えるための国際的な資金拠出を促進・円滑化することだ。3つ目は、世界中の伝染病学者の育成を支援することだ、と王太子は述べた。

G20の議長国を務めた期間を通じて、王国はサウジビジョン2030に基づいて成し遂げた目覚ましい経済的・社会的変革と並行して、より優れた持続可能な世界を築くことに精魂を傾けてきた。

「私たちがパンデミックに打ち勝ち、私たちの国々と世界に希望と安心感を与えられるようになるまで、このサミットは行動を起こし、共に働き続ける決意だと結論付けました。私たちは今年の業績を誇らしく思っていますが、まだなすべきことが多くあることも認識しています」と、王太子は述べた。

「サウジアラビアはあらゆる人々のために、手ごろな価格の正当なCOVID-19の治療法とワクチンを提供することに関する国際的な取り組みを支援し続けます。こうした関与に、多くの国々が私たちに加わると確信しています」

「私たちはこれを実現するために、来年世界中のパートナー国とG20議長国のイタリアと協力するつもりです。王国は21世紀の課題に取り組み、世界の要求に応え続けます。イタリアの成功をお祈りいたします」と、王太子は挨拶を締め括った。

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