
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビアの保健当局は、同国への輸入及び国内使用に向け、ファイザー(Pfizer)とビオンテック(BioNTech)が共同開発したCOVID-19ワクチンを登録した。木曜、国営サウジ通信(SPA)が報じた。
サウジアラビアの食品医薬品局が、新型コロナウイルスのワクチンを登録した。
ワクチンの登録承認及び使用許可の決定は、11月24日に同社から提供されたデータに基づいて行われた。食品医薬品局は、ワクチンの有効性と安全性の評価を含む様々な側面から、今回の登録書類を審査した。
同局はさらに、製造の品質、及び国際基準に従って適正な医薬品製造の原則を適用するという製造メーカー側の姿勢を示す科学的データを検証し、ワクチンの評価を行った。
また、同社から提供されたデータを調査するための会合もいくつか開催され、そこには国内外の専門家との話し合いも含まれていた。さらには、メーカー並びにメーカー側担当者を交えた会合も行われ、当局から提出された質問に対しての回答が出された。
食品医薬品局は、ワクチンを使用する前に、それぞれの入荷分から採取したサンプルの評価を実施し、安全に使用できることを確認する。
発表によると、ワクチンの輸入・使用に必要な手続きが開始されるとのことだ。
ロイター