
アラブニュース
ジッダ:サウジアラビアが火曜、湾岸協力会議(GCC)加盟国の結束に対するコミットメントを再確認した。
1981年にGCCが設立されて以来、王国は共通の目標と大志の達成に貢献するすべての努力と行動を支援する、バランスの取れたやり方を採用してきたと、政府広報官は述べた。
「GCC諸国の姉として、王国は視点に関しても現場でも、作業プロセスが直面するさまざまな障害、対立、変化を克服しようと努めてきた」と、報道官はサウジ通信社が公表した声明で語った。
「サウジの政策は、CGG諸国の結束の保護、湾岸諸国間の紛争に対する和解と実行可能な解決策の実現のための加盟諸国の支援、並びにアラブ、イスラム、および世界の国々との継続的な協力を確保してきた」
同報道官によれば、サウジアラビアの「唯一の目標」は、「GCC加盟諸国の結束を守り、加盟国間の紛争を退けること」だという。
サウジアラビアとUAEの間の合意の一部として、2016年にサウジ・UAE調整評議会が設立されたと、報道官は述べた。
「サルマーン国王とシャイフ・ハリーファ・ビン・ザーイド・アルナヒヤーンUAE大統領の指示の下、この合意は経済、人材開発、政治的・軍事的安全保障の統合などの分野における両国の立場を強調することに重点を置いた、共通ビジョンの実現を目標とした」と、同報道官は話した。
サウジ・UAE統合機構内の7つの共同委員会が、両国の国民の繁栄と安全を実現するための多くの戦略的・発展的構想の実施に取り組んでいると、報道官は言う。
そして、「サウジアラビアはその地域的・国際的な立場と共に、全てのGCC加盟国の結束を守ることにおける指導的役割を受け入れている」と付け加えた。
「立場を統一することを通して、サウジアラビアは基本的に、アラビア湾地域の安全保障を弱体化しようとするあらゆる企てからそれを守ること、その利益と成果を維持すること、およびGCC憲章で規定された高い目標を達成するための共同努力を推進することを目指している」