
リヤド:サルマーン国王人道支援・救援センター(KSリリーフ)が水曜、イエメンの5つの行政区域に住む5歳未満の子供、妊婦、および授乳中の女性向けの栄養プログラムを支援するため、400万ドル相当の契約を締結した。
このプロジェクトにより、437,179人の人々が恩恵を受ける。契約に基づき、現代的な設備を備える保健施設が建設される。同センターは、イエメン当局が栄養クリニックや移動チームを運営するのも支援し、医療用品や関連する訓練を提供する。
一方、同センターはイエメンのハドラマウト行政区にあるムッカラー市で、「サウジ・パルス」ボランティアプログラムの第5段階を開始した。
このプログラムはイエメンの人々に対し、手術や医薬品を含む医療サービスを無料で提供することを目指す。
KSリリーフは2015年5月に創設されて以来、53ヶ国で1,329のプロジェクトを実施し、その規模は総額で44.2億ドル以上に上る。その実績から最も恩恵を受けてきた国は、イエメン(30億ドル)、パレスチナ(3億6,000万ドル)、シリア(2億9,600万ドル)、ソマリア(1億9,200万ドル)である。
KSリリーフの人道的救援・開発活動は、アラブやイスラム諸国など、助けを必要としている世界の全ての国に広がる。
KSリリーフの1,367のプロジェクトやプログラムは、世界中の全ての大陸の54のさまざまな国をカバーしている。
SPA