アラブニュース
リヤド:サウジアラビア外務省は火曜日、ヨルダン川西岸地区に800戸の入植者住宅を建設するというイスラエルの決定を「強く非難した」と、サウジ通信社が報じた。
「外務省は、この動きは、国際的な正統性の決定に対する新たな違反で、平和への脅威であり、二国家解決に向けた努力を台無しにするものであるとして、断固として拒否することを改めて表明する」と声明は付け加えた。
イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相は、月曜日、ヨルダン川西岸の占領地にユダヤ人入植者の住宅約800戸の建設計画を進めることを命じ、入植を支持するトランプ政権の最後にこのプロジェクトを確かなものにした。
パレスチナ人はこのような建設は違法であるとして非難し、ほとんどの国はイスラエルの入植は国際法に違反していると見ている。
ネタニヤフ氏の事務所の発表によると、住宅はエルサレム北部のBeit ElとGivat Zeev、ヨルダン川西岸北部のTal Menashe、Rehelim、Shavei Shomron、BarkanとKarnei Shomronの入植地に建設されるという。建設の開始日は明らかにされていない。
パレスチナ人は、1967年の戦争でイスラエルに奪われたすべての土地、ヨルダン川西岸とガザ地区に、東エルサレムを首都とした国家の樹立を求めている。
(ロイターと共同)