• 現地時間午前6時5分に行われた攻撃で火災が発生したが、火災は鎮圧された
• GCCの事務局長はこのドローン攻撃を非難した

アラブニュース

ロンドン：国際社会はサウジアラビアの首都リヤドにある製油所に対して行われた金曜日の攻撃を非難した。

現地時間午前6時5分に行われた攻撃で火災が発生したが、火災は鎮圧された。サウジアラビアのエネルギー相によると、負傷者はなく、石油や石油製品の供給にも影響はなかった。

湾岸協力会議（GCC）のナーイフ・ファラー・ムバラク・アル・ハジュラフ事務局長は今回のドローン攻撃を非難した。

アル・ハジュラフ氏は、GCC諸国はサウジアラビアを支持し、国家の能力と成果を守るためにサウジアラビアが取るすべての必要かつ抑止的な措置を支持すると断言した。

GCCはまた、このような妨害行為やテロ行為を阻止し、こうした行為を実行または支援するすべての組織に対抗するサウジアラビアの取り組みを支持するとアル・ハジュラフ氏は述べた。

アラブ連合軍も今回の攻撃を非難し、国際社会がフーシ派とその背後にいる者に対して、こうした攻撃をやめるよう一層の圧力をかける必要があると強調した。

アラブ連合軍はまた、このような攻撃は状況を悪化させ、平和的解決策を達成するためのあらゆる真剣な試みを阻止しようとするものだと付け加えた。

フランスのルドヴィック・プイユ駐サウジアラビア大使は今回の攻撃を非難し、フランス政府は地域の安全を不安定にするいかなる行動も断固として拒絶することをあらためて表明した。

この攻撃が誰によって行われたかはまだ正式に確認されていない。しかし、ヨルダンの外務省はリヤドの製油所をドローンで狙ったとして「フーシ派テロ組織」を非難した。

同省は、「これらの繰り返される卑劣なテロ行為の継続」を非難した。

UAEの外務・国際協力省はこの「卑劣な攻撃」を非難し、フーシ派民兵組織によるこのようなテロ攻撃の継続は、国際社会に対する露骨な反抗と、あらゆる国際法の無視を反映していると述べた。

同省は、UAEとサウジアラビアの安全保障は不可分であり、サウジアラビアが直面するあらゆる脅威や危険を、UAEは自国の安全と安定に対する脅威とみなしていると付け加えた。

バーレーンの外務省は、イランの支援を受けるフーシ派民兵組織がリヤドの製油所に向けてドローンを飛ばしたこと、そして 「国際人道法に継続的に違反してサウジアラビアのエネルギー安全保障と民間施設を標的にした」ことを強く非難した。

同省は声明で、「バーレーン外務省は、サウジアラビアの安全と安心を標的とするすべてのものに対してバーレーンがサウジアラビアと連帯していることを断言し、フーシ派民兵組織によって行われた地域の安全を脅かす犯罪・テロ行為を非難する責任を国際社会が負う必要性を強調する」と発表した。

アラブ議会は攻撃を非難し、攻撃はイランの支援を受けるフーシ派民兵組織によるテロ行為の延長線上にあると述べた。

同議会は世界の国々や組織に対し、安全とエネルギー供給を標的としたテロ攻撃に立ち向かうよう呼びかけた。

同議会は全面的にサウジアラビアと連帯し、サウジアラビアの安全と安定に対するあらゆる攻撃や脅威に対してサウジアラビアが取るすべての措置を支持することを断言した。

米国は今回のドローン攻撃を「世界のエネルギー供給を混乱させようとする試み」と非難した。

米国務省のジャリナ・ポーター副報道官は記者団に対し、「サウジアラビアのインフラを標的にして世界のエネルギー供給を混乱させようとするフーシ派の試みを非難する。このような行為は、現場付近で働く、あるいは居住する民間人の安全性に対する配慮が全くないことを示している」と述べた。

クウェートはこの攻撃を非難し、サウジアラビアとの連帯に加え、サウジアラビアが自国の安全と主権を確保するために取る措置に対する支持を表明した。

イエメン政府は今回の攻撃を「最も強い言葉で」非難し、攻撃は「マリブ、ホデイダ、タイズでフーシ派が行っている犯罪の延長」で、国際人道法に対する目に余る挑戦だと述べた。

イエメン政府は国際社会に対し、このようなテロ犯罪に終止符を打つための行動を求めた。

エジプトはこの攻撃を非難し、「サウジアラビアとエネルギー供給に対する直接的な脅威」だと述べた。

「我々は、民間のインフラを標的とし、民間人を狙うこのようなドローン攻撃に対して断固とした反対を表明しており、今後も非難を続けていく」とステファン・ドゥジャリク国連事務総長報道官は述べた。

ジブチのDiaa-Eddin Saed Bamakhrama駐サウジアラビア大使も、この攻撃を「強く」非難した。