
ディーマ・アル・クーデア
ジェッダ:新型コロナウイルスのワクチン接種が、サウジアラビアの理容室、サロン、レストラン、カフェ、飲食店の従業員全員に義務付けとなり、この義務付けは5月中旬から開始される、と都市村落・住宅省は3月24日に発表した。
従業員は公衆の健康を守り、このウイルスの感染拡大を抑えるために、ワクチン接種が必要となる。この期限までにワクチン接種を受けていない従業員は、雇用主負担で、7日おきにPCR検査の陰性結果を提出しなければならない。
スポーツ省と運輸総局も3月23日、同様の勧告を行った。
観光省もまた、レストラン、テント、ホールでのセルフサービス形式は、ラマダンの断食月には中止されるという旨の声明を発表した。
保健省はワクチンの接種機会を拡大し、王国のあらゆる地域に500カ所以上のCOVID-19ワクチン接種センターを設立した。無料でワクチン接種を受けるために、同省は国民にSehhatyアプリへ登録してから、接種予約をするように要請している。
今までのところ、360万回以上のCOVID-19ワクチンが摂取され、王国では10人中1人が摂取し終えたことになる。
24日に、466人の新規感染者が発表され、これにより、サウジアラビアでは386,300人がこのウイルスに感染したことになる。現感染者数が4,205人いる中で、重症者は627人で、この24時間のうちに10人増加している。
感染者が最も多かったのはリヤドで、193人と発表された。東部州は102人、メッカは71人だった。最も少なかったのはバーハで、3人だった。
新型コロナウイルスにより6人が死亡し、これにより国内の死亡者数が上がり、6,624人となった。306人の患者が回復したので、これにより累計回復者数が上がり、375,471人となった。王国の回復率は下がり、97.2パーセントとなっている。