
アラブニュース
ドバイ:湾岸諸国はいまだ続くフーシ派によるサウジへのドローン・弾道ミサイル攻撃を非難した。
アラブ連合軍は日曜、サウジアラビア防衛軍がフーシ派により南部のナジラン市に向けて発射された弾道ミサイルおよびドローン爆弾2発を迎撃したと報告した。
アラブ首長国連邦(UAE)外務省は、いまだ続くこれらの過激派攻撃は同武装組織があらゆる国際法および規範を無視していることの現れであると述べたと国営通信社SPAは報じた。
さらに、バーレーンはサウジの安全を脅かすすべてのものに立ち向かうとして王国との連帯を表明した。
一方クウェート外務省は、これらの攻撃はサウジと地域の安全を脅かすものであると述べた。
アラブ内務委員会は、ラマダンの月にあらゆる宗教上・人道上・倫理上の限界・価値観を超えたとして、イランの支援を受けるフーシ派武装組織への責任追及を呼び掛けた。
また湾岸協力会議のナーイフ・アル・ハジュラフ事務局長は、フーシ過激派によるすべての攻撃に成功裡に反撃したとして、アラブ連合軍およびサウジ王国空軍を称賛した。
連合軍は先だって、ハミース・ムシャイトを狙った1発を含め2発のフーシ派ドローン爆弾がサウジ南部に向けて発射されていたことを確認したと、アル・アラビーヤTVは伝えた。
「フーシ派武装組織は深刻な国際人道法違反行為を行っている」とアラブ連合軍は述べた。
サウジ防衛省は土曜、ジェッダに向けて発射された未確認の「敵性空中目標」を迎撃、破壊したと発表していた。
イランの支援を受けるイエメンのフーシ派は、サウジアラビアの要衝である石油インフラや民間施設を狙った弾道ミサイルおよびドローン爆弾の発射をますます増やしてきている。