
アラブニュース
ジェッダ:サウジアラビアの税関職員が、1.6キロ以上のコカインを国内に密輸しようとした航空機乗客2名の試みを阻止した。
ジェッダにあるキングアブドルアジズ国際空港のザカート・税・関税局の発表によると、サウジに到着した女性客を不審に思った検査官がX線検査を行ったところ、女性の胃の中に60個のカプセルが見つかり、それらの中に683.5グラムの薬物が入っていたという。
似たケースで別の男性客からも、918.5グラムのコカインを入れた80個のカプセルが発見された。
当局によると、ヘロインやコカインを入れたカプセルを飲み込むのは密輸業者の常套手段であり、治安を維持してサウジ社会を守るために、陸海空の税関職員たちが、密輸行為を阻止したり貨物を押収するなどして、たゆまず取り組んでいるという。