
アラブニュース
リヤド: サウジアラビアは、ブルキナファソ北部の町ソルハンを標的とし、100人以上の死者を出した今回のテロ攻撃を強く非難すると訴えた。
地元当局筋が日曜日に発表したところによると、治安が悪化しているブルキナファソ北部の村で、20人ほどの子供を含む少なくとも160人の民間人が武装組織によって虐殺された疑いがもたれている。今回の襲撃では、2015年に同国で過激派による攻撃が始まって以来最も多くの死者が出ている。
サウジアラビア外務省は、ブルキナファソとサウジアラビアの全面的な結束を確認し、暴力、過激主義、テロリズムへの対抗姿勢を支持すると表明した。
また同省は、サウジアラビアは「そのような犯罪行為を全面的かつ断固として拒否する」ことを確認し、犠牲者の家族ならびにブルキナファソ政府とその国民に哀悼の意を表し、負傷者の一日も早い回復を願っていると述べた。
土曜日未明に起きた今回の虐殺事件は、金曜日深夜に同じく北部のタダリャットの村で14人が殺害された事件に続いて起きており、同地域では、アルカイダやダーイシュと繋がりを持つ過激派による民間人や兵士を標的とした攻撃が相次いでいる。
UAEも同様の声明を発表し、「治安と安定を揺るがすことを目的とする人道的価値や原則に反したあらゆる形の暴力やテロ行為を拒否する」と述べた。
(AFP)