
モハメド・アル・キナニ
ジェッダ:サウジアラビアの91回目の建国記念日を祝うため、サウジアラビア航空(サウディア)は、同社の航空機1機の胴体に、同社の古い航空機に似せた再塗装を施した。
「我々は過去と共に、雲の上の栄光を築いてきました」と、サウディアが同社の旧型機体と、70年以上にわたる国営航空会社の成功に貢献してきた同社の役割に関するツイートの中で述べた。
この飛行機は、1981年から1996年までの同社のロゴの緑の古いスローガンが入った、1980年代と1990年代の同社の飛行機と同じ外観になるよう、全面的に再塗装された。
機体の胴体には、1946年に開始した同社の運航年数を示す75の数字も入れられた。
別のジェット機の垂直安定板には、サウジアラビアの賢明なリーダーシップの象徴として、故アブドルアジーズ国王、サルマン国王、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の写真が追加された。
「リーダーのビジョンと国民の意志と共に、私たちは最も大切な土地の上空を飛行しています。私たちには限界はありません」と、同国営航空会社が別のツイートで述べた。
サウディアは、さらなる詳細に関してはコメントを避けた。
国防省は、建国記念日に行われる航空ショーに備えて、空軍の戦闘機8機に、サウジの国旗と、国の行事の公式なアイデンティティを示すキャッチフレーズ「A Home for Us」(私たちのための故郷)を付け加えた。
同省はツイッターのアカウント上に、F15-Sジェット機2機、トーネード戦闘機2機、多目的航空機タイフーン2機、F15-C単座軍用機2機を含む航空機の写真を投稿した。
総合娯楽庁が先月発表した建国記念日のアイデンティティは、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子主導のサウジアラビアの野心的なビジョン2030によって動き出した巨大プロジェクトに反映されている人間中心の文化に着想を得たものだ。