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レバノン大統領、サルマン国王に建国記念日の祝意を表明、アラブ連帯を呼び掛ける

ミシェル・アウン大統領(右)はサルマン国王に建国記念日の祝意を表明する中で「サウジアラビアとレバノンの間の兄弟の絆」を強調した。(SPA・AFP/資料画像)
ミシェル・アウン大統領(右)はサルマン国王に建国記念日の祝意を表明する中で「サウジアラビアとレバノンの間の兄弟の絆」を強調した。(SPA・AFP/資料画像)
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24 Sep 2021 03:09:52 GMT9
24 Sep 2021 03:09:52 GMT9
  • アウン大統領の温かなコメントは、アラブ諸国との絆の強化を求める声の高まりを受けてミカティ内閣が信任票を獲得する中発表されたもの
  • 国営電力会社は燃料の備蓄が底をつく中、全国が「完全な停電」に陥ることを警告

ナジャ・フーサリ

ベイルート:レバノンのミシェル・アウン大統領はサウジ・サルマン国王にサウジ建国記念日の祝意を表明し、「我々の地域および世界が直面する課題に対処するために今日最も必要なアラブ連帯の強化を図る」国王の取り組みを称賛した。

アウン大統領は「王国が我々の国と人民に対し一貫して厳格に守ってきた価値観である統一と収束の基礎を築いたアブドルアジーズ・アール・サウード国王の時代から続くサウジアラビアとレバノンの間の兄弟の絆」を強調した。

この温かなコメントは、サウジ政府が4月に麻薬密輸をめぐりレバノン産の果物・野菜の輸入や通過を禁止したことを受け、大統領が「レバノンがサウジアラビアおよび湾岸諸国を害するようないかなる物事の根源になること」は受け入れられないと表明した最近の声明に続くものとなった。

一方、ナジーブ・ミカティ内閣は「レバノンとアラブ諸国との関係を推進し、アラブ諸国との歴史的な協力関係を活性化し、この困難な時期にレバノン人民を支援するようアラブの兄弟に促す」必要性を強調した閣僚声明に基づき、今週議会の信任票を獲得した。

アウン大統領は金曜ニューヨークの国連総会で、自らのオフィスからビデオ中継する形で「総会の議題および、地方・地域の開発に関するレバノンの立場」を表明するスピーチを行うとみられる。

ミカティ首相は木曜、政府発足以降初の公式訪問としてパリに出発し、金曜にフランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談するとみられる。

フランスは昨年8月にレバノンに衝撃を与えたベイルートの爆発事故を受けてマクロン大統領が立ち上げたイニシアチブに従う政府を発足させるようレバノンの政治家に強烈な圧力をかけた。

ミカティ首相がパリへ出発する前夜、レバノンを支援するISG、国際支援グループは新政府発足および政権とプログラムに対する信任票獲得を歓迎した。

ISGは「レバノンの首脳陣がレバノン人民の社会経済的苦難を軽減し、基本的サービスを復旧させ、2022年の選挙が公平かつ透明性を確保した形で予定通り行われるよう準備を進め、信頼の回復およびレバノン人民に正義、安定、繁栄をもたらすために求められる極めて重要な改革に着手し、より一層の国際支援を受けられるための道筋を整備するために迅速に動く」よう促した。

ISGは8月3日の声明に言及し、「ベイルート港爆発事件の調査を迅速に完了させる重要性」をあらためて強調した。

一方、レバノン国営電力会社は木曜、備蓄燃料油が底をつき始める中、月末には国全体が停電に陥る危機に直面していると警告した。

同社はイラクとの取引で確保した燃料油から発電可能な電力は500メガワットに満たないと述べた。

燃料不足の悪化により、この数ヶ月間レバノン人民はほとんど電気を使うことができなかった。同国のほとんどが現在民間発電に頼っている。

国営のレバノン電力(EDL)は、グレードAおよびB重油の備蓄残量がともに危険な水準に達しているとし、ジイェ発電所およびファトマギュルとオルハン・ベイの発電船では残量ゼロとなり発電を停止したと述べた。

「ズーク火力発電所およびズーク、ジイェの発電施設でも備蓄がまもなく底をつき、近々発電中止を余儀なくされる」とEDLは述べた。

EDLは「レバノン・イラク間で締結された合意に基づき輸入されるイラクの燃料では500メガワットしか発電できず、これはネットワークの安定を確保できる量ではないため、ネットワークもいつ完全にダウンしてもおかしくない」と述べた。

また、「もしこの事態が続けば、9月末には完全な暗闇となるリスクが高い」と続けた。

EDLは「レバノン中央銀行の同社口座の発電用の自国通貨余剰額」を使ってドルを確保できなった責任は同行にあるとした。

これ以外にはヒズボラが、米国の制裁下にある傘下企業アルアマナを通じてイランのディーゼル油の確保を望む自治体や病院に向けて燃料の提供を続けている。

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