
リヤド:ディルイーヤ・ゲート開発局(DGDA)が人材育成、その支援と訓練、また男女を問わないサウジアラビア人の募集といった分野における協力を強化する枠組みにおいて、サウジアラビア人材開発基金(HADAF)と覚書を交わした。
覚書は、労働市場の需要を満たすのに必要な知識と技能を提供することを目指しており、雇用を国有化し、サウジアラビア人の幹部開発や能力の向上を掲げるDGDAの計画の一環だ。
覚書には、ワークショップや訓練プログラムの企画、また技能の向上や労働市場への準備を通して、ディルイーヤのコミュニティーが労働に必要な技能に関する認識を高めることも含まれる。
また、双方間におけるデータ・統計・調査結果のやり取りや、タムヒール(Tamheer)計画を通じた実地訓練の強化への取り組みもその一部だ。
HADAFはサウジアラビア人の幹部人材を訓練・開発し、また労働を国有化するというDGDAの計画と戦略を称賛した。また、同基金の主たる目的の一つは、経済成長におけるサウジアラビア人の役割の拡大、若年層が同国の発展に寄与するための準備を施してやること、また上述の野心的な国有化計画を実施すべく全ての部門に働きかけ、支援を行うことであると言及した。
サウジ国営通信