


アブダビ: サウジアラビア空軍は、17日、アラブ首長国連邦(UAE)のアルダフラ空軍基地で行われたミサイル空中戦センター2021(Missile Air War Center 2021)の軍事大演習に参加した
今回の軍事演習には、他の友好国の空軍も参加した。
今回の空軍軍事演習司令官であるパイロットのアエド・ビン・サイード・アル・カタニ大佐は、今回の演習は最高レベルの専門性と安全対策の下で、開始されており、サウジアラビア軍は、以前同様の軍事演習に参加した経験を生かしていたと述べた。また、今回の演習はいくつかの段階別となっており、また演習に先立ち作業部会の形成と準備会議が行われたと付け加えた。
アル・カタニ大佐によると、今回の軍事演習は、サウジアラビア空軍(SRAF)の戦闘準備レベルの引き上げと、SRAFと演習に参加している他国の空軍との間の軍事作戦上の結束の強化を図ることを目的としている。
今回の演習では、戦略的な軍事作戦に沿った敵の空軍基地の攻撃、敵対的標的物の攻撃、敵のレーダー基地の発見と破壊、敵機の迎撃、地上部隊のための戦略的軍事攻撃作戦と空軍による支援の実施、などの訓練が行われた。
また同大佐は、今回の演習に複数の国の空軍が参加したことは、彼らが実際の体験をやりとりすることで、訓練経験の強化が可能になるので、地上で起こり得ることを想定したシナリオの開発に役立ったと述べた。
サウジ国営通信