
アラブニュース
ジェッダ:11月の第1週、「サウジ地雷除去プロジェクト:(MASAM)」によって、イエメンの1443個の地雷が除去された。
内訳は6個の対人地雷のほか、520個の対戦車地雷と915個の不発弾、2個の爆破装置である。
MASAMはサルマン国王の指示の下、イエメン国民の被害を軽減するためにサウジアラビアが実施している活動の1つだ。
サウジと各国の専門家が、マアリブやアデン、アル・ジャウフ、シャブワ、タイズ、フダイダ、ラヒジュ、サアナ、アル・バイダ、サアダなどの地に武装組織フーシ派によって敷設された地雷を除去している。
活動の開始以来、計28万6080個の地雷が取り除かれた。120万個以上の地雷がフーシ派によって設置されており、これまで数百人の市民が犠牲となっている。
MASAMには市民を守る地雷撤去チームが32あり、緊急人道支援物資を安全に届けられるようにしている。地域の撤去作業員の訓練も実施し、最新の装備を提供している。また、被害者の支援も行っている。
回収された地雷の大部分は地元で製造されたものだが、イラン製も含まれている。フーシ派は対車両地雷を開発しており、それを対人兵器に転用して市民を脅かしている。