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サウジアラビアが世界的な映画産業の地に

ジェッダの大学で映画製作を学ぶサウジの女性たち。2018年3月7日、サウジアラビアで撮影。(ロイター)
ジェッダの大学で映画製作を学ぶサウジの女性たち。2018年3月7日、サウジアラビアで撮影。(ロイター)
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14 Dec 2021 06:12:30 GMT9
14 Dec 2021 06:12:30 GMT9
  • 製作プロジェクトの費用を負担する新たな取り組みが始まる

ジェッダ:サウジ・フィルム・コミッションは国内外の制作会社のサウジアラビアで行われる映画製作を支援する取り組みを発表した

ジェッダの第1回紅海映画祭の開催中に、制作会社がサウジアラビアで映画を撮影することを支援し、関心を高め、誘致することを目的としたインセンティブプログラムの発表が行われた。サウジ通信社が報じた。

この計画は、サウジアラビアを世界的な映画産業の地にすることを目指すコミッションの重要な柱であり戦略的段階の一環として行われる。

この取り組みは、映画業界で活躍したいと望む人材に、国内外のOJT研修をはじめとする訓練プログラムを提供し、映画界で発展・成長するためのプラットフォームを用意することを目的としている。国内の映画産業で永続的な雇用機会を創出することが期待されている。

インセンティブプログラムは、サウジアラビアを国内外の映画製作の中心地にすることで、プロジェクトに直接サービスを提供するサプライヤーなどの国内の製作スタッフが国内の撮影地の雇用創出の恩恵を受け、その地に注目を集めるという利点がある。

コミッションは、製作者、監督、主演俳優、脚本家の人件費など、制作プロジェクトに伴う費用を負担することを目的としている。撮影現場のスタッフの人件費やレンタル機器、特定の撮影現場に関連する経費も負担する。

提供するインセンティブは、コミッションが世界の同様の取り組みを調査した上で決定した。

紅海映画祭では国内の新進気鋭の才能が製作した厳選作品が世界初公開され、60か国以上から出品された138本の映画が上映された。

ムハンマド・アル・トゥルキ紅海映画祭委員長が「画期的な瞬間」と呼んだ歴史的イベントは、サウジとアラブの若い才能の出発地点としてサウジアラビアの成長産業の発展を支えた。

サウジ国営通信

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