
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアは、フーシ派民兵と、民兵に武器と資源を供給している者の説明責任を追及するよう国連安全保障理事会に要請した。国際的な平和と安全を脅かす民兵の動きを阻止するためだ。
この要請は、サウジアラビア国連常駐代表のアブダラ・アル・ムアリミ氏が、アントニオ・グテーレス国連事務総長と安全保障理事会に宛てた書簡の中で行った。
書簡には「イランの支援を受けたテロリスト、フーシ派民兵がサウジアラビアの民間人と民間の物に対して開始したテロ攻撃が続いている件ついて述べたい。例えば、12月24日にジャザーン州サムタの店舗に軍事用の弾丸が命中し、サウジアラビア人とイエメン住民が死亡した。市民6人とバングラデシュ住民など7人が負傷し、店舗2軒と車両12台が損害を受けた」と書かれている。
アル・ムアリミ氏は、民間人と民間の物を標的にするのは戦争犯罪であり、フーシ派民兵は国際法に基づいて責任を負わなければならないと強調した。
そして、サウジアラビアは、国際法に基づき、自国の領土を保護し、国民および住民の安全を守るために必要なあらゆる措置を講じると述べた。
「国際社会、特に安全保障理事会がフーシ派民兵に武器を供給する者に対して厳しい措置を取らない限り、この地域で民兵がテロ行為を続けるのをゆるすことになるのは明らかだ」と常駐代表は述べた。
「したがって、安全保障理事会が、フーシ派に加えてその武器とテロ行為の資金源を供給する者に対して責任を追及することが最も重要だ。国際的な平和と安全を脅かす民兵の動きを阻止するためである」