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東京：サウジ建国93周年を祝した祝賀レセプションにはサウジ文化使節団、奨学金を得た多数のサウジ学生、複数の大学の日本人学生などが出席した。

サウジアラビア文化庁長官バドル・アルオタイビ氏は、「二聖モスクの管理者であるサルマン・ビン・アブドルアジーズ国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下、そしてサウジアラビア国民に心からのお祝いを申し上げます」と歓迎の挨拶で述べた。

「この日、私たちはイスラム教のシャリーアに基づき、正義、平等、寛容の価値観を定着させた私たちの愛する国が建国された崇高な原則を思い出します」とアルオタイビ氏は述べた。 「私たちはまた、アブドルアジーズ・アル・サウード国王の英雄的そして歴史的行為を思い出します。この祝福された国を建て、そして統一し、アラビア半島の広範囲にその影響力を拡大した最初の建国の父たちとともに、彼に神のお慈悲がありますように。」

「その後の建設と発展の段階は、創始者の後、その息子である王たちによって主導され、二聖モスクの管理者であるサルマン・ビン・アブドルアジーズ国王の現代に至るまで、あらゆる分野で賢明なビジョンと健全な歩みで我が国は導かれています。皇太子殿下は、我が国が世界の先進国の中で先進的な地位を占めることを目指す王国ビジョン2030を通じて、国王を支えてくださっています。」アル・オタイビ氏は、こう述べ、サウジアラビアが国の結束の強化に取り組んでいることを強調して挨拶を締めくくった。

イベントでは、慶応義塾大学助教授の山本薫氏による「日本のアラビア文学」、東海大学大学院修士課程、ファイサル・サーブランド氏による「サウジアラビア王国のソフトパワー」などの講義が行われた。

そしてサウジアラビアの建国者であるアブドルアジーズ・アル・サウード国王に関するビデオも上映され、慶応義塾大学学士課程学生のアキール・クレシ氏による講演「メッカへの私の旅」があり、続いて拓殖大学学生の紹介、感謝状の授与などが行われ、祝賀会は終了した。

使節団のスルタン・アルラビー氏も、サルマン国王とムハンマド皇太子、そして愛する祖国に祝意を表明した。 文化使節団によると、現在日本で学んでいるサウジアラビア人学生の数は、原子力工学、航空宇宙工学、情報システム工学、歯学や言語聴覚療法などの健康専門分野など、さまざまな分野で64人となっている。