
モハメド・アブ・ザイド
カイロ:サウジアラビアとエジプトの海軍合同訓練が始まった。数日間の実施を予定している。
「Morgan-17」と名付けられた訓練では、「多くの理論面の講義や訓練会議のほか、実際的な活動も多数実施されます。様々な小型武器を使った両国の海軍特殊部隊による戦術射撃や、標的を狙った地対地ミサイル訓練、空中の標的を狙った地対空射撃、編隊航行の実施なども行います」。エジプト軍のガリーブ・アブデル・ハーフェズ広報官はそう述べている。
Morgan-17「の目的は両国海軍の協力体勢を強化し、様々な脅威に対する海上任務を実施する方法について両軍の作戦コンセプトを統一することにあります。また、様々な海上戦の任務や特殊部隊の任務について海軍部隊を訓練する狙いもあります。こうした活動を通じて、両国海軍の戦闘能力が向上するでしょう」と広報官は付け加えた。
現在サウジアラビアで実施中の「Tabuk-5」にはサウジとエジプトの特殊部隊や歩兵、装甲車両が参加し、特殊な武器も多数使用されている。