
リヤド: G20議長国のサウジアラビアは、リヤドで開催されたインフラ投資に関する1日シンポジウムを終了した。
このシンポジウムは、サウジアラビアの首都で水曜と木曜に開催されたG20インフラ作業部会(IWG)の第一回会合に合わせて開催された。
G20加盟国、国際機関、世界的な資産運用会社および特定地域の資産運用会社で主要なもの、そして機関投資家がこのシンポジウムに集まり、インフラへの民間投資を妨げ、または制限する課題の解決策について議論した。また、地元の内容を充実、反映させるため、関連するサウジアラビアの政府機関も参加した。
このシンポジウムの全体としての目的は、インフラ投資を共同で推進するため、IWGと資産運用会社および機関投資家との間の潜在的なパートナーシップを探ることであった。
サウジアラビア通貨当局における研究・国際問題の担当副知事であるファハド・アル・ドッサリ博士は、このイベントに参加した講演者やゲストを歓迎した。
彼は開会の辞で、民間セクターのインフラ投資を促進し、資金ギャップを埋めることの重要性を強調した。
G20議長国のサウジアラビアは民間投資を増加させるために民間セクターとの協力を促進し、インフラへの支出の質を高める、とアル・ドッサリ博士は述べた。
「アセットクラスとしてのインフラを推進する取り組みを継続するための新しい共同モデルを発動するという点において、このシンポジウムはG20諸国、国際機関、資産運用会社、および機関投資家にとって重要なフォーラムとなるだろう」彼はこう付け加えた。
グローバル・インフラストラクチャ・ハブ(GIH)は、現在から2040年までの世界的なインフラ需要に係る累積的なインフラ資金ギャップは15兆ドルであると見積る。
世界銀行によると、世界中で約10億人が車で通行可能な道路から2 km以上離れたところに住んでおり、約10億人が電気を利用できず、40億人がインターネットにアクセスできないという。
G20議長国のサウジアラビアのもと、IWGは、民間のインフラ投資の推進や、インフラ投資の効率、価値の提供、持続可能性を高めるためのテクノロジーの活用方法の検討に注力する。
SPA