
アラブニュース
リヤド: サウジアラビアは15日、イスラエル進駐軍がエルサレムのアル・アクサモスクを急襲して門を閉鎖し、さらにモスク内や中庭にいた武装していない参拝者らを攻撃したことを非難した。
今回の件は断食月に数千人の参拝者がアル・アクサモスクを訪れていたときに起こったイスラエル警察とパレスチナ人の衝突事件以降、ここ1年程の間に同じ現場で起きた事件の中で最も暴力的であり、150人以上のパレスチナ人らが負傷した。
サウジアラビアの外務省は、今回の組織的な暴力拡大は神聖なアル・アクサモスクに対する明らかな攻撃であり、イスラム教国であるサウジアラビアにとっても意義の深い場所を傷つけ、そして今回の件が関連する国際的決議や協定に違反しているという見解を発表した。
「サウジアラビアが国際社会に呼びかけるのは、身を守る術のないパレスチナ人たち、彼らの土地、彼らの神聖な場所、そして中東の和平プロセスを復活させる機会に対して現在も行われている犯罪行為や暴力行為の余波に対しては、国際社会はイスラエル進駐軍に全ての責任を負わせる必要があるということだ」と、外務大臣は文書で発表した。
AP