アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの副国防相、ハーリド・ビン・サルマン王子は23日、米中央軍司令官マイケル・クリラ将軍と会談し、中東の動向について協議した。
ハーリド王子はツイッターで、「我々は共同防衛の調整について協議し、地域の課題について話し合い、地域と世界の安定を保つために協力する必要性を強調した」と述べた。
ハーリド王子は、17日から始まった代表団の米国公式訪問の一環として、フロリダ州タンパにある中央軍司令部を訪問した。
It was a pleasure to visit @CENTCOM headquarters in Tampa and meet with Commander General Michael E. Kurilla. We discussed our joint defense coordination, addressing regional challenges, and stressed the need to work together on preserving regional and global stability. pic.twitter.com/eq1mtD2Ufw
— Khalid bin Salman خالد بن سلمان (@kbsalsaud) May 23, 2022
中央軍司令部の責任範囲は、アフリカのエジプトを含む中東と、中央アジアおよび南アジアの一部である。
22日に、ハーリド王子はワシントンでアントニー・ブリンケン米国務長官と会談し、その中で、中東地域におけるイランの不安定化政策に立ち向かうという両国の共通の考えを確認した。
両者はまた、イエメンの最新状況についても協議し、ハーリド王子はイエメンの人々が「イエメンを平和と発展へと導く包括的な政治的解決策に到達する」ようにというサウジアラビアの願いを再び明言した。
王子は、国連と国際組織は「フーシ派の民兵に圧力をかけ、タイズの道路を開放し、ホデイダ港の収益を入金し、イエメンを安全、安定、しっかりした構造、繁栄へと導くための和平努力に真剣に取り組む」必要があると述べた。