

ヘブシ・シャマリ
リヤド:第2回アラブ純血馬国際チャンピオンシップ(Kahila)がリヤド・フロント・エキシビション・アンド・コンベンションセンターで5日間にわたり行われ、日曜日に最終日を迎えた。
大会には牝馬、繁殖牝、子馬部門のほか、サウジアラビア産の純血アラブ馬、スタリオン(去勢していない牡馬)部門など10のカテゴリーがある。
馬の美しさを競うコンテストはサウジアラビアで人気が高まっているが、さらなる発展が必要であると、厩舎関係者はアラブニュースに語った。
組織委員会の代表であるワフィ・アルカタニ氏によると、大会では各国から集まった511頭の馬が競い合い、8,000人を超える観客が集まったという。
そして、10日間のイベントは無事に終了したと付け加えた。
「この大会のコンセプトは、サウジアラビア第三次サウード王国の建国者であるアブドルアジーズ・ビン・アブドルラフマン国王の愛馬カヒラの鼻革から着想を得ています」
同大会は馬術庁と競馬クラブの会長であるバンダル・ビン・ハレド・アルファイサル王子の後援のもとに開催され、世界各国から専門家や大使が出席した。
この大会は、アブドルアジーズ国王の愛馬と、国王が各国の指導者に贈った馬を讃えるという側面も持っている。
アブドルアジーズ国王がこれまで贈った中で最も有名な馬は、ジョージ6世がイギリス国王に戴冠した際に贈られたアラブ牝馬のターファだ。アブドルアジーズ国王はまた、オランダの女王にカヒラ・ジャラビとカヒラ・サビリヤという名の馬を2頭贈っている。
今回のイベントは登録期間を11日間設けているが、これは馬主に準備期間を与えるため。出場した馬の中には、ヨーロッパ・アラブ馬組織会議から推薦された馬も含まれる。
アルカタニ氏は、この大会は「純血種のアラブ馬の歴史と遺産に対する誇り」を反映しているとし、さらに「この古代から続くスポーツにスポットライトを当て、国内および国際的なイベントにおけるこのスポーツの普及に向けた王国の取り組みを強調するものです」と語った。
大会の出場者でもあり、アル・ハワイアン・ステーブルのオーナーでもあるハイル・アル・エネジ氏は、馬の美しさを競うコンテストはサウジアラビアで人気が高まっていると述べた。
また、MBOステーブルのパートナーであるバンダル・ビン・ガディール氏は、サウジアラビアで開催される馬の美しさを競うコンテストは有名になりつつあるが、「さらなる発展が必要」と語った。
同氏はこの競技を「極めて難しい」と表現した。