

アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのサルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)は26日、イエメンのアデン県の結合双生児の分離手術を実施すると発表した。
手術はサルマン国王の指示によるもので、リヤドの国家警備省のアブドルアジーズ王医療シティにあるアブドゥラー王専門子供病院で28日に実施される。
KSreliefの統括責任者で医療・外科チームを率いるアブドゥラー・アル・ラビーア博士は、マワーダちゃんとラーマーちゃんの分離手術は6つの段階で構成され、計約11時間かかると述べた。28人の医師と専門家に加え、技術者と看護師も参加するという。
博士によると、結合児は姉妹で、下胸部と腹部がつながった状態で生まれた。検査の結果、肝臓と腸を共有しているほか、心臓膜もつながっている疑いがあるという。
アル・ラビーア博士は王国の医療チームや保健部門が国の指導部から受けている大きな支援や、あらゆる場所で提供されている人道支援について、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子に謝意を表明した。