
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアは22日、イラク・カルバラ県の聖廟が地滑りにより一部崩壊した事故で多くの死傷者が出ていることを受け、イラクに対して哀悼の意を表明した。
カッタラ・アル・イマーム・アリ(Qattarat Al-Imam Ali)聖廟での事故により、子供1人を含む少なくとも7人が死亡したと、関係当局者は22日に語った。救助隊が生存者の捜索を続けている。
イラクの市民防衛団によると、聖廟は砂漠の水源地にある天然の窪地に建てられており、地滑りはその天井を直撃して陥没させ、岩と泥の激流が建物の内部に流れ込んだ。聖廟の入り口や壁、尖塔は残っているという。
サウジアラビアの外務省は、犠牲者の家族とイラクの人々に哀悼の意を表した。また、負傷者の早期の回復を願うとしている。