




サラマ・アーメド
カイロ: サウジアラビア・エジプトの大規模な海軍合同軍事演習は、木曜日、主催者側が称賛の意を表し、大成功のうちに幕を閉じた。
モーガン16というコードネームがつけられたこの軍事演習は、エジプトのフルガダから53km南にある紅海沿岸の町サファガにある海軍基地周辺を中心に、数日間にわたって模擬戦闘や実弾を使用した訓練を含む活動が行われた。
またこの合同演習では、海軍の自衛手段、無線通信、電子戦、撃墜された航空機と船舶の捜索および救助活動なども集中的に行われた。
模擬戦闘においては、海兵隊は目まぐるしい動きの軍事シナリオを提示されたものの、兵士たちは「正確さと技能」でそれに対処したと演習主催者側は述べている。
射撃訓練の一環として、合同演習チームは実弾を使用して海上の敵の標的を破壊し、空からの攻撃に対して海兵隊の安全を確保した。またその他には、海上での燃料補給や思いがけない脅威に関する実用データの解釈などの訓練が行われた。
サウジアラビアおよびエジプトの海軍に所属する特殊部隊は、臨検・視察権の活動、ならびに水平および上下動による侵入技術を実演してみせた。
また、島を急襲する方法についての訓練も行われた。
サウジアラビアとエジプト軍の双方から数名の高官が参加したこの合同軍事演習は、木曜日の閉会式をもって終了となった。