
リヤド:サウジアラビアの代表団は7日、ドーハで開催中の第5回国連後発開発途上国会議に出席した。
サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)のチームを率いるのは、アキール・ビン・ジャマーン・アルガムディ計画・開発統括副責任者。
アルガムディ氏は、「後発開発途上国の人々への投資」および「パンデミック後の持続可能な開発と構築能力」に関するディスカッションに参加した。
KSreliefは会議に合わせてイベントも開催した。テーマは「国際パートナーシップと対外援助」で、サウジ開発基金とSaudi Program for the Development and Reconstruction of Yemen(サウジのイエメン開発・再建プログラム)も参加した。
アルガムディ氏はサウジの新型コロナ対応について簡潔に説明したほか、脆弱な医療体制を抱える国々でパンデミックの影響を抑制するためにサウジが国際社会に提供した支援も紹介した。
また、会議に参加した人道団体や支援団体の代表とも面会した。
王国の代表団は今後、複数の全体会議や高官協議に参加するほか、3つのイベントを主催する。
王国は主要な支援国であり、国連の「持続可能な開発目標」に合わせて多くの後発開発途上国に支援を提供している。
サウジアラビアは低・中所得国への政府開発援助(ODA)の提供国として世界第1位であり、援助額の合計は267億1000万リヤル(71億2000万ドル)に達している―― KSReliefのアブドゥラー・アル・ラビーア統括責任者は、OECDの開発援助委員会のデータを基にそう指摘する。