• 58か国の1678人がサウジ海軍に守られながら到着

アラブニュース

リヤド：サウジアラビア政府は、スーダンから自国民や外国人を安全な場所に避難させる活動を継続中だが、さらなる避難者を乗せた船が26日早くジェッダに到着した。

スーダン東部の紅海に面したポートスーダンから、58か国の1687人が運ばれた。

船には米国人46人、英国人40人、ドイツ人11人、フランス人4人、サウジアラビア人13人、インドネシア人560人、イエメン人239人、スーダン人198人、トルコ人26人が乗っていた。サウジアラビア国旗を掲げた「Amana」が、午前5時少し前にキング・ファイサル海軍基地に入港。

下船した人々は、基地の職員や様々な国の外交当局に迎えられた。

サウジは空路や海路で数回にわたって避難者を受け入れている。第1弾は22日にジェッダに到着した船で、外交官や政府職員を含む150人が運ばれた。

24日には、軍用機C-130ハーキュリーズが数十人の韓国人をジェッダのキング・アブドゥラ―空軍基地まで輸送した一方で、ポートスーダンを発った船が紅海を渡り、14か国の200人を運んだ。

サウジアラビアの国連常駐代表を務めるアブドルアジーズ・アル・ワシル博士は、スーダンの現在の停戦を維持することの重要性を強調した。

ニューヨークで開催された国連安保理において、博士はスーダンの停戦を維持するために王国がすべてのパートナーとともに取り組んでいると語り、市民の避難に協力したスーダンの関係者を称えた。

– 取材協力：AFP