
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアが主導するイエメン人道支援プロジェクトが5年以上にわたって除去した地雷や不発弾の数が40万個に達した。
サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)が監督するイニシアチブ「マサム」は、イランが支援するフーシ派が戦争で荒廃したイエメンに仕掛けた殺傷装置の除去を続けている。
活動はマアリブ、アデン、ジャウフ、シャブワ、タイズ、ホデイダ、ラヒジュ、サヌア、バイダー、ダーリウ、サアダで行われている。
マサムでは、現地の地雷除去技術者の訓練も行われ、彼らに最新の機器を提供している。さらに、そのような殺傷装置によって負傷したイエメン人への支援も行っている。
2022年6月に、このプロジェクトの契約は3,329万ドルの費用で1年延長された。
マサムのマネージングディレクターであるオサマ・アル・ゴサイビ氏は、「イエメンが経験している地雷除去の状況や馴染みのない地雷の性質を考慮すると、イエメンレベルだけでなく、世界レベルでも、人道的プロジェクトとして非常に名誉ある前途有望な数値であり、前例のない成果で誇りに思います」と述べた。
「このプロジェクトによりイエメンのいくつかの地域では正常な生活を取り戻し、住民は地雷の脅威から解放され、安全な生活を送ることができるようになりました。また、多くの罪のない人々の命も救われました」
「マサムは、イエメンで地雷の危険性のない安全な生活を送るための基盤を築くことを目的とした、生命と生活のプロジェクトであり、苦闘のプロジェクトです。マサムはこの崇高な目標のために、現場、技術、メディアの力を結集し、いかなる努力も惜しみません」
「40万という数字は、私たちの成功の証であり、『地雷のないイエメン』という私たちの最大の成果、究極の目標、そして追求する約束に向けて前進するためのインセンティブになります」とも述べた。
アル・ゴサイビ氏は、マサムの活動でイエメンの4,600万平方メートル以上の土地から弾薬、地雷、爆発物が撤去されたと指摘した。