
ジーザーン:ジーザーンのアル・アルダ行政区に駐留するサウジアラビアの国境警備隊員が、麻薬効果のあるカート400kgの密輸を阻止した。
国営のサウジ通信社によると、押収された麻薬は所轄当局に引き渡され、予備的な法律手続きが完了したという。
カートはアラビア半島原産の低木で、花を咲かせる。葉を噛むと覚醒作用があるが、コカインやメタンフェタミンの乱用で得られる効果よりも弱い。
サウジ当局は22日、オマーン警察およびサウジのザカート・税・税関庁との連携で実施した作戦において、600万錠以上のカプタゴンの密輸入も阻止した。
アンフェタミンの錠剤は菓子や柑橘類、ナッツの荷物の中に隠されていた。
治安当局は薬物の密輸や宣伝に関する活動について、マッカやリヤド、東部州では電話番号911で、王国の残りの地域では999で報告するように促している。