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レバノンのキリスト教最高位聖職者は指導者たちに新政権の樹立の延期をやめるよう促す

2o20年7月15日、レバノンのキリスト教のマロン派大主教ビハラ・ブートロス・アル・ライ氏がは、レバノン・バーブダの大統領府でレバノンのミシェル・アウン大統領と会談した後、発言した。(ファイル/ロイター)
2o20年7月15日、レバノンのキリスト教のマロン派大主教ビハラ・ブートロス・アル・ライ氏がは、レバノン・バーブダの大統領府でレバノンのミシェル・アウン大統領と会談した後、発言した。(ファイル/ロイター)
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18 Oct 2020 09:10:22 GMT9
18 Oct 2020 09:10:22 GMT9
  • 大主教のビハラ・ブートロス・アル・ライ氏は、デモ隊が抗議運動の1周年を記念してベイルートを行進した翌日に話した。
  • 同氏の発言は、2つの主要なキリスト教政党が今週、サード・アル・ハリリ前首相の指名を支持しないと発表した後に出された。

ベイルート:レバノンのキリスト教最高位聖職者は、レバノンの指導者たちに、国の金融危機と政治的行き詰まりを非難した日曜日の説法で新政権の樹立についての協議の延期をやめるよう促した。

マロン典礼カトリック教会の指導者である大主教ビハラ・ブートロス・アル・ライ氏は、昨年10月に汚職と不始末に対して勃発した抗議運動の1周年を記念して、デモ隊がベイルートを行進した翌日に話した。

それ以降、レバノンの問題は、新型コロナウイルスのパンデミックと8月に発生したベイルートでの大規模な爆発によって悪化した。

「政権から手離し、解放してほしい。新型コロナウイルスのパンデミックの影響に加えて、国を完全な麻痺に陥れた罪の責任がある」と大主教は説法で発言した。

同氏の発言は、主要なキリスト教政党である自由愛国運動(FPM)とレバノン軍団の両党が今週、サード・アル・ハリリ前首相の指名を支持せず、新政府を率いて深刻な経済危機に立ち向かうと述べ、新首相を選任する努力をさらに複雑化している、と発言した後に出された。「義務と責任は集合的である。役人の中で、一体誰に政権を樹立させるための協議を延期する時間の余裕があるのか?」同氏は述べた。

「レバノンの(経済的な)出血に無実な人は誰もいない。」

昨年10月に全国的な抗議行動に直面して首相を辞任したハリリ氏は、不可欠な国際的な資金援助を獲得する方法としてフランスが提案した改革を実施するために政府を率いる準備ができていると述べた。

先週木曜日に新首相を指名する協議が行われる予定だったが、ミシェル・アウン大統領は一部の議会ブロックから延期の要請を受け、協議を延期した。

ロイター

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