• KSreliefがスーダンのナイル川州カプチン市で9トンの食糧バスケットを配布し、1,473人がその援助を受けた。

アラブニュース

リヤド：サウジアラビアの支援機関「KSrelief」は、先日スーダンのハルツーム州カラリ郡で43トン超の食糧バスケットを難民に配布し、5,888人がその援助を受けたと発表した。

この食糧輸送は、2023年にサウジアラビアが実施している食糧安全保障サポートプロジェクトの一環である。サウジアラビアは、このようなプロジェクトを通じてスーダンの人々を支援し、現在直面する人道的危機から生じる苦しみを和らげるべく、人道的かつ援助的な活動を継続的に行っている。

KSreliefは他にも、スーダンのナイル川州カプチン市で9トンの食糧バスケットを配布し、1,473人がその援助を受けた。

また、紅海に面したスーダンのサワク港に向けて、サウジアラビアから「リリーフ・シー・ブリッジ」の第6弾を出発させた。

この新たな積荷は、スーダン国民が直面している困難を和らげるには必要不可欠な医療物資が含まれており、60台の大型冷蔵トラックを使ってジェッダのキング・アブドルアジーズ港まで輸送された。

これに先立ち、KSreliefは「サヘム」のプラットフォームを通じて、スーダンの人々を支援するための全国キャンペーンを開始した。この支援募集により、これまでに328,000件を超える寄付が行われ、約5,900万サウジアラビア・リヤル（1,600万ドル）が集まった。

KSreliefは、2015年5月の立ち上げ以来、175の現地、地域、および国際パートナーと協力し、92か国で62億ドル以上に相当する2,402件のプロジェクトを実施してきた。

KSreliefが出した最近の報告によれば、同支援機関のプロジェクトで最も援助を受けている国は、イエメン（42億ドル）、シリア（3億7,200万ドル）、パレスチナ（3億7,000万ドル）、ソマリア（2億5,600万ドル）となっている。