
日本貿易振興機構(JETRO)とアラブのテレビ局Spacetoonが提携して、Spacetoon Goで「ジャパン・アニメ・ストリート」というストリーミング・セクションをスタートし、アラビア語でアニメショーを提供する。
JETROは1958年に設立された政府関係機関で、日本と他国の間の貿易を振興することを目的としている。
Spacetoonは中東地域で最大級の成功した子供向けチャネルとされている。2000年に設立され、アニメーションに特化して、現代アラビア語に吹き替えて多くの視聴者にアニメを紹介してきた。
JETROとSpacetoonの「ジャパン・アニメ・ストリート」はアニメをアラビア語に吹き替え、Spacetoonのオンライン・ストリーミング・プラットフォームSpacetoon Goで独占配信する。
Spacetoon Goの総責任者カメル・ヴァイス氏は、この提携について「私たちはアラブのアニメファンに向けた、特別なストリーミング・セクションを作りたいと考えています。『ジャパン・アニメ・ストリート』は日本の心躍らすストーリーと胸に残るキャラクターへの入り口となるもので、アラビア語ですぐに楽しんでいただけます」と語った。
JETROのドバイ・中東・北アフリカ事務所長の中島紳行氏は、「Spacetoonとの提携は、日本のアニメ体験を中東地域で振興するための素晴らしい前進です」と語った。
同氏はさらに、「Spacetoon Goの独占ストリーミング・セクション『ジャパン・アニメ・ストリート』は、この地域のアラブのアニメ愛好家向けに、他には無い場を創造しようとするものです。このプラットフォームは、アラブの視聴者に母国語で日本のアニメを提供し、間違いなく多様な楽しい体験をしていただけると思います」と述べた。