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ドバイ: 日本の外務省が主催する第17回日本国際漫画賞の授賞式が3月5日、日本の飯倉迎賓館で開催された。

日本の上川陽子外務大臣が司会を務め、漫画界からの来賓も出席した。

2007年に創設された日本国際漫画賞は、漫画の世界的な影響力を称え、漫画を通じた文化交流を促進することを目的としている。今回は82の国と地域から587作品の応募があり、過去最高の応募数となった。

その中から、台湾の金賞1作品、香港、ベトナム、スペインの銀賞3作品を含む15作品が表彰された。

授賞式では、上川外務大臣から各作家に表彰状が授与され、多様な文化間の理解とつながりを育む上でマンガが果たす重要な役割について強調された。里中満智子選考委員長も、受賞作品が今後も世界中の読者に感動と共感を与え続けることを期待すると述べた。

金賞を受賞したジェイソン・チエン氏（台湾）は受賞挨拶の中で、マンガに描かれる感情という普遍的な言語を強調し、言語や文化の壁を越えて魅力的な物語を創作することを再確認した。

銀賞受賞者のボニー・パン氏、ナチ氏、アナ・オンシナ氏は、芸術形式への貢献が認められたことへの感謝と興奮を伝えた。

授賞式では、先日の能登半島地震の犠牲者にも追悼の意を表し、逆境におけるマンガ界の回復力と連帯感を強調した。

日本国際漫画賞実行委員会のメンバーも出席したこのイベントは、漫画の持つ不朽の世界的な魅力と、あらゆる立場の人々を結びつける力を証明するものとなった。