
ドバイ:小松彩夏は、2003年に「美少女戦士セーラームーン」(セーラームーンを題材にした特撮テレビシリーズ)の愛野美奈子/セーラーヴィーナス役で女優デビューし、一躍脚光を浴びた日本の実力派女優でありモデルである。他にも数多くの映像作品に出演している。
彼女は「『美少女戦士セーラームーン』のオーディションを受け、愛野美奈子/セーラーヴィーナス役を射止めたときが、女優になろうと思った最初のきっかけでした」とアラブニュース・ジャパンに語った。
「この『美少女戦士セーラームーン』の役は、女優として初めての大役でした。それまで演技の経験がなかったからです。でも、あのオーディションで選ばれた他の仲間は、みんなフレッシュな顔ぶれで、演技の経験もあまりなかったけれど、仲間のおかげで1年間あのプロジェクトに取り組むモチベーションと興奮につながりました」と彼女は付け加えた。
小松は、『美少女戦士セーラームーン』の原作者である武内直子が、同番組のオーディションの審査員の一人であったことを回想し、「番組の制作中に武内さんとお会いし、愛野美奈子/セーラーヴィーナスの演技が視聴者を本当に楽しませていたと、褒めていただきました 」と語った。
原作者である武内は、アニメ業界についてもっと知りたいと思い、このシリーズの制作に深く関わったという。シリーズでは、漫画にから大きく構築されたプロットが用いられたが、一方、漫画ではカバーされなかった多くのテーマも探求された。
この番組の後、小松は多くのテレビ番組、ドラマ、映画、舞台プロジェクトなどに関わるようになった。最近では、彼女は岩手県一関市の初代観光大使に任命され、アパレルブランド502EASYのプロデューサーでもある。
小松は、2月にドバイで開催されたポップコン・ミドルイーストに招待された日本人ゲストの一人である。彼女は中東のファンに会えたことをとても喜んでいた。
「今回はUAE、特にドバイを訪れたのですが、街のあちこちを訪れることができました。ドバイの街の美しさには本当に驚かされましたし、また来るのが楽しみです」とアラブニュース・ジャパンに語った。
俳優の道を志す人たちへのアドバイスについて、小松はこう語った: 「私が言えることは、今やっていることを楽しむということです。なぜなら、それを本当に楽しんで、大きな情熱を持って今日までキャリアを続けてこなければ、自分自身を知ることはできないからです」