
ユービーアイソフトの超大作「アサシン クリード」シリーズの最新作「アサシン クリード シャドウズ」が、ゲーム配信プラットフォームSteamでの発売から約4時間後、751件のユーザーレビューに基づく「非常に好意的」との評価を受けた。レビューの80%が好意的だった。
日本の地方を舞台にした「アサシン クリード シャドウズ」は、昨年8月に発売された「スター・ウォーズ アウトローズ」以来となる、ユービーアイソフトの大型ゲームの発表だ。
このゲームの発売は、減収、株価の下落、買収の憶測に悩むフランスのゲームメーカーにとって「明暗を分ける瞬間」といえるかもしれない。ユービーアイソフトの株価は0829GMTで3.4%上昇した。
同ゲームは木曜日、Steamで現在販売されているゲームの世界ランキングで1位となり、同プラットフォームでの同時プレイ人数は、プレイ開始から数時間で2万5863人とピークを記録した。
ソニーのPlay Station Storeでは、このアクションアドベンチャーゲームが深夜に発売され、「アサシン クリード」最新作のユーザー評価は1,834件の評価に基づき、5点満点中4.79点だった。
PC版は45件の批評家レビューの結果、メタクリティック100点満点で78点、プレイステーション5版は78件のレビューで81点、XboxシリーズX版は20件のレビューで85点を記録した。
Steamでの好意的なユーザーレビューでは、プレイヤーはこのゲームの美しいグラフィック、詳細な環境設定、ゲームプレイを賞賛している。中には「期待以上」と評価し、ストーリーを楽しんでいると語る人もいた。
否定的なレビューでは、ローンチ時にいくつかのエラーやクラッシュがあったことや、ストーリーの「基礎がしっかりしていない」という意見もあった。また、同じような舞台で絶賛されたサッカー・パンチ・プロダクションズの「ゴースト・オブ・ツシマ」の影に隠れてしまったという声もあった。
「ゴースト・オブ・ツシマ」は2020年にデビューしたオープンワールドのアクションアドベンチャーで、メタクリティックでの批評家のスコアは83点、ユーザーのスコアは10点満点中9.2点だ。
サッカー・パンチ・プロダクションズは「ゴースト・オブ・ツシマ」の続編「ゴースト・オブ・ヨウテイ」の発売を予定している。
ロイター