
東京:日本マクドナルドは、ポケモンをテーマにした同様のキャンペーンが熱狂と食べ残しが廃棄されるという騒動を巻き起こしたことを受け、クラッシック漫画「ワンピース」シリーズを題材にしたプロモーションを中止した。
アメリカの大手ファーストフードは木曜日に簡単な声明を発表し、来週の金曜日から開始する予定だったキャンペーンを中止したと述べた。
ハッピーミールの日本名である「ハッピーセット」で、大人気漫画・アニメ「ワンピース」のゲームカードをプレゼントすると約束していたのだ。
今月初め、マクドナルドは主に子供向けにデザインされたハッピーミールにポケモントレーディングカードをプレゼントした。
一部の店舗では長蛇の列ができ、カードを手に入れてeコマースサイトで転売するために食事をまとめ買いする客もいた。
ソーシャル・メディアでは、家族連れが食事にありつけないという苦情や、ビニール袋いっぱいの食べ残しの写真で溢れかえっていた。
キャンペーンは3日間続く予定だったが、多くの店舗では初日にカードがなくなってしまった。
このポケモンイベントを「不幸な食事」キャンペーンと呼ぶ人もいた。
同じような問題は、日本マクドナルドの過去のキャンペーンでも発生しており、漫画「ちい散歩」とのコラボレーションもネット転売に悩まされた。
今回のポケモン騒動の後、日本マクドナルドは公式に謝罪し、今後このような問題が起こらないよう対策を講じることを約束した。
「ワンピース」のカードがない場合、日本のハッピーミール購入者には、過去に人気のあったミールに付属していたおもちゃが贈られると同社は述べている。
「ミニモンスター」が描かれたポケモンカードは、子どもたちの間で大人気だが、大人のスーパーファンやコレクターも惹きつけており、何十億枚も印刷され、何百万ドルもするものもある。
犯罪の少ない日本では、モンスターとその属性を表すカードを売る店に押し入り、物理的な喧嘩に発展するケースさえある。
AFP