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日本人イラストレーターの大友昇平、紙の最新版『七つの伝説の剣』を披露

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05 Aug 2020 02:08:33 GMT9
05 Aug 2020 02:08:33 GMT9

カーラ・チャフルール

カルト的名作アニメ『アキラ』の生みの親である伝説の漫画家、大友克洋。その息子で、日本が誇るグラフィックアーティストの大友昇平が、紙の最新版『七つの伝説の剣(The Seven Legendary Swords)』で現代の戦場の神秘的な「七つの伝説の剣」を描き出した。

もともとは香港の「令和」展のために制作されたものだった。平成の時代(1989年~2019年)における日本の文化の変容を反映した作品群を収録している。経済的苦難の時代から技術的発展の時代への30年間の日本の歩みを描いている。

『7つの伝説の剣』は、5.8×16.5インチの7つの画で構成されており、ノワール風に仕上げられている。アーカイヴ・インクを使用した白黒の画で、アーカイバル・ハーネミューレのバンブー・キャンバスに描かれている。それぞれの画には、バタフライナイフ、バール、木剣、バット、ゴルフクラブ、ハンマー、和包丁の7つの武器の精緻なイラストが描かれている。

 

        

大友の非常に複雑な作品は、一目で見分けがつく。非凡な要素が詰まっているためだ。まず、描くのに使われたのはボールペン。そして日本と西洋それぞれの文化の象徴的な図像を融合させ、アート、イラストレーション、アニメ、サイバーパンクなどの境界を曖昧にしながら、日本社会のリアルさを表現している。

『7つの伝説の剣』に収録されている7つの画は、現在SHDW.galleryのウェブサイトで販売中。価格は一枚につき26,518.38円(250米ドル)だ。

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