

アミン・アッバス(ドバイ)
ジャパンプロモーションは、UAEのドバイワールドトレードセンターで10月8~10日に開催されるWorld Art Dubai2020にJAPAN TIDEを出展すると発表した。
ジャパンプロモーションの中東プロジェクト担当の山田氏は、「(当団体は)このショーの初年度から毎年日本ブースを出展しており、今回で6回目になります。毎年、さまざまな日本の芸術ジャンルの、200~300の作品を展示してきました。日本の伝統芸術の技法や正統派の日本文化のワークショップは、毎年来場者から好評を博しており、茶道や、日本人アーティストによる書道の実演などのダイナミックな芸術的パフォーマンスなども披露しています」とアラブニュースジャパンに語った。
山田氏は加えて、JAPAN TIDEプロジェクトでは30人強の日本人アーティストの作品200以上を披露する予定だと述べた。
彼女によると、取り上げるジャンルには「書道、墨絵(日本のインクで描いた絵画)、日本画、木彫、七宝焼、精巧な伝統技能による組子細工、さらには『Cアート』というユニークな彫刻作品のシリーズを代表とする、モダンアート」などがある。
新型コロナウィルスのパンデミックのため、ドバイに来る予定だった日本人アーティストの多くが渡航を断念したそうである。
「(そんな中でも)5人の日本人アーティストがドバイに来て、会場で皆さんをお迎えします」と彼女は言った。
ジャパンプロモーションは世界中の大規模イベントで日本に関する展示をおこなってきた。例えば、パリのジャパンエキスポ、ロンドンのハイパージャパン、アブダビの中東ゲームズコン2019とADIHEX2019などだ。
2017年にジャパンプロモーションはJAPAN TIDEという文化プロジェクトを立ち上げ、同年4月から、日本の高水準な文化、芸術、製品を中東地域に紹介している。
詳しい情報は、 World Art Dubai 2020 および http://www.japanpromotion.org/en/