
アラブニュース
ドバイ: エジプト系カナダ人俳優メナ・マスードがエジプトの新作長編映画『Fe Ez el Dohr』で主演を務める。報道によれば、制作準備を始めるため空路でカイロ入りする予定だ。
『Fe Ez el Dohr』は脚本家カリム・ソラーの作品で、モーカス・アデルが監督を務める。
ストーリーに関する情報はまだ公開されていないが、エジプト人女優マイラ・ノルディンがこの映画でマスードと共演することが明らかにされている。
今回の作品は、ディズニーの実写版リメイク映画『アラジン』の役で有名になったマスードが主演を務める、初めてのエジプト映画になる。またマスードにとって、ガイ・リッチーが監督した同作品以来の映画出演にもなる。
10億ドルの興行収益を上げたヒット作で主演を務めたにもかかわらず、マスードは以前デイリー・ビーストのインタビューで、同映画の公開以来一度もオーディションを受けていないことを明かしていた。
「それについて黙っていることになんだか疲れてしまった」と、この29才の俳優は述べた。「『アラジン』のようなことをしている時、それが常にタンポポやバラとは限らないことを人々に知ってもらいたい。『彼は何百万ドルも稼いだに違いない。どんなオファーもあるに違いない』。そんなことはまったくない。『アラジン』が公開されて以来、一度もオーディションを受けていない」