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「幻の聖火ランナー」夢実現=半世紀経て、10人で再挑戦―兵庫のコース・東京五輪

17 Dec 2019
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Updated 17 Dec 2019
17 Dec 2019

1964年の前回東京五輪で聖火ランナーに選ばれながら、台風の影響で走ることができなかった70歳前後の男女10人が、2020年東京五輪の聖火リレー走者に内定した。半世紀以上を経て、兵庫県内のコースをグループランナーとして駆け抜け、聖火をつなぐ。途切れた夢をかなえようと仲間と再挑戦を目指した森純也さん(73)は、再び選ばれたことに「みんなで走る機会をもらえ驚いた。精いっぱい楽しく走る」と喜んだ。

当時、甲陽学院高校(兵庫県西宮市)で陸上部主将だった森さんは64年9月、西宮市内を聖火ランナーとして走るはずだった。しかし、台風接近で前夜に中止が決定。翌日は快晴で、森さんは走る予定のコースを訪れ、聖火を運ぶ車をただ見送ることしかできなかった。「走りたかった」という思いは消えず、五輪開催のたびに悔しい気持ちが込み上げたという。

再び東京での五輪開催が決まり、当時の聖火ランナーに選ばれた同級生から「今度こそ走らせてもらえるよう活動しよう」と再挑戦を求める声が上がった。実現に向け、同校OBらが「56年目のファーストランの会」を結成。森さんによると、中止になった神戸―大阪間で涙をのんだランナーは約670人。連絡先が分かる人に参加を呼び掛け、約150人のメンバーと共に再挑戦への準備を進めてきた。

今回はグループランナー枠で、同会メンバーから69~73歳の男女10人が内定。同校をはじめ、当時兵庫県内の中高生だった人たちだ。20年5月25日、トーチを順に手渡しながら約200メートルを一緒に走る予定という。

再挑戦を誓った同会会長の近藤宏さん(72)は「前回は走れず悔しかった。(走者内定に)感激している。仲間と共に東京五輪を盛り上げられれば本望だ」と話した。

Jiji Press

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