
ラマ・アルハマウィ
カンヌ:サウジアラビア文化省のハメド・ビン・モハメド・ファイズ副大臣は火曜日、第75回カンヌ映画祭のサウジアラビア・パビリオンを訪問し、急成長するサウジアラビア映画界への支援を表明した。
「我々の役割は、映画業界に携わる全ての関係者を支援することだ。神の思し召しにより、間もなく成功を実現できるだろう。皆様に感謝を申し上げ、皆様が幸せな機会に恵まれるよう願います」と、パビリオンに集まったサウジアラビア国内外の俳優や映画製作者に対して述べた。
副大臣は、紅海映画祭財団のモハメド・アル・トゥルキCEO、サウジ・フィルム・コミッションのアブドゥラ・アル・エイヤフCEO、そして映画「ラッシュアワー」シリーズや「X-MEN:ファイナル ディシジョン」などのヒット作を生み出した米国のブレット・ラトナー監督と共に登場した。ラトナー監督は、映画「モンスター上司」シリーズ、「レヴェナント: 蘇えりし者」、「ウォー・ドッグス」なども手掛けている。
副大臣はパビリオンを視察し選ばれた業界関係者と会談を行う前に、サウジアラビアのクリエイターの仕事と、拡大する映画産業に対する彼らの貢献を賞賛した。
視察終了後、ファイズ副大臣は報道陣やサウジアラビアのクリエイターに対して直接次のように語った。「あなた方には輝かしい未来がある。そして、我々はあなた方の支援を惜しみません。」
また、「地域的なプログラムが集まれば、映画製作者、俳優、役者にとって大きなチャンスとなるだろう」と付け加えた。
一方ラトナー監督は、重大な発表があると予告したが、その詳細は伏せておくと述べた。
しかしラトナー監督は、ロケーション調査のためにサウジアラビアを訪問する予定であることを明らかにした。
「この美しい国で撮影することをとても楽しみにしている。来週、殿下と友人たちと共に訪問し、国をくまなく視察するつもりだ」と監督は説明した。
「映画は信じられないような作品になるだろう。きっと大きな話題を呼ぶことができる」と付け加えた。