
東京:日本の大ヒット漫画シリーズ「ワンピース」が最終章に入り、その秘密が明らかになると作者は火曜日遅くに述べ、激しい旅に備えるようファンに呼びかけた。
尾田栄一郎氏は謎めいたメッセージをネットに掲載し、世界で4億9千万部を売り上げ、25年間続いたこの漫画はクライマックスの最高潮を迎えると約束した。
また、尾田栄一郎氏は30年以上この物語を読み続けていない人にも、最終章から読み始めてもついていけることを約束した。
モンキー・D・ルフィという豪快な海賊の冒険を描いたこの漫画は、すべての海賊が渇望する宝物「ワンピース」を登場人物たちが探し求める話で、世界中の何百万人ものファンを魅了してきた。
尾田氏は自身のツイッターに、次のような手書きのメッセージを投稿した。「今まで隠してきたこの世界の秘密を、これからすべてお見せしていきます」
「お楽しみに。シートベルトをお締めください」
「ワンピース」は、1997年にまず日本の誌面で漫画として登場し、その2年後にテレビアニメが放送された。
それ以来、同シリーズは世界的な文化現象となり、尾田氏は「1人の作家による同一シリーズのコミックの最多発行部数」でギネス世界記録を持っている。
昨年、TVシリーズの1000話目が公開され、日本に次ぐ世界最大のマンガ・アニメ市場である米国とフランスで特別上映会が開催された。
Netflix(ネットフリックス)による実写映画化も計画されており、ファンからは「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」に匹敵する世界的な知名度を獲得する可能性があると言われている。
尾田氏はオンラインに投稿したメッセージの中で、最終章の準備のために1ヶ月間休んでいた作品の週刊化を再開する準備が整いつつあると述べている。
「さて、準備作業の終わりが近づいてきた…。25年もかかってしまった」と彼は書いている。「でも、ここから読み始めてもいいんだ。だって…、ONE PIECEはここから始まるのだから(笑)」
時事通信