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国連法廷 2005年のハリーリ氏殺害で控訴のヒズボラ構成員2人が有罪
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11 Mar 2022 03:03:29 GMT9
11 Mar 2022 03:03:29 GMT9
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- 検察側は2人の無罪判決に対し、判決に根本的な誤りがあったとして控訴していた
ハーグ：国連が支援する法廷が木曜日、2005年におきたレバノンのラフィク・ハリーリ元首相の死について、ヒズボラのメンバー2人を控訴審で有罪とした。両者とも同氏を殺害した爆弾事件に関与したとしている。
オランダに本拠を置く同裁判所の控訴審は、2020年に裁判長が証拠不十分と判断し、2人を含む3人を無罪としたのは「誤り」であったと述べた。
ハリーリ氏ら21人を殺害した爆破事件の責任者を裁くために2009年に設置された法廷では、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーであるサリム・アヤシュが有罪となった。
しかし、ハッサン・ハビブ・メルヒ、フセイン・オニッシ、アサド・サブラについては、有罪判決を下すのに十分な証拠がないとして無罪とした。
控訴審の判事らは、メルヒとオニッシ両名の無罪判決を覆すよう求めた検察側の訴えを認めた。
「控訴院は全会一致でメルヒとオニッシ両名の無罪判決を覆すことを決定した。我々は全会一致で、メルヒ氏とオニッシ氏を有罪とする」と裁判長のイヴァナ・ハードリコーヴァ氏は述べた。
「控訴院は本日午後、彼らに対する逮捕状を発行する」と彼女は付け加えた。
2005年2月、ハリーリ氏の装甲車がベイルート海岸を通過中に、自爆テロ犯が爆発物を満載したバンを爆発させた事件で、4人全員が欠席裁判にかけられた。
4人に対する裁判は、ヒズボラ構成員が攻撃を計画していることを示すと検察官が述べた、携帯電話の通話記録という状況証拠にほぼ全面的に依存していた。
ヒズボラの指導者であるハッサン・ナスラッラー師は、容疑者の引き渡しや、アヤシュ逮捕のために国連が支援する裁判所が発行した、国際令状の承認を拒否している。
同裁判所は昨年4月、アヤシュは自首するまで判決に不服を申し立てることはできないとしている。
レバノン裁判所は、現金不足のため上訴段階を経て閉鎖される見通しである。複数の政治家への攻撃をめぐるアヤシュ容疑者のさらなる訴訟は審理されない可能性が高いとみられている。
AFP
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